競馬場のコースから導き出す「負けない競馬」

毎年のように変化するコース傾向をいますぐ馬券に生かす!全コースの傾向や馬場分析から、競馬に勝つためのコース理論を紹介します。直線の長さ、コーナーの角度、急坂の有無、1コーナーまでの距離、コースの特徴を知ることで得られる、負けない競馬のノウハウを惜しむことなく披露します。

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中山競馬場のコースの特徴を知って、競馬予想に活かそう!

      2016/04/13

中山競馬場は中央4場の中でも小回りで、直線が約310mと極端に短いうえにゴール前には急坂があるなど、全体では5.3mもの激しい高低差があるため一種独特のコース形態となっており、予想するうえでは特徴を掴むことが必須となります。

中山競馬場のコース特徴

芝・ダート共に右回りとなっていますが、芝コースには内回りと外回りが存在し、距離によって使い分けされています。

芝コースは外回りが一周約1840mで、1200m、1600m、2200mのレースが、一周約1670mの内回りコースでは、1800m、2000m、2500m、3600mのレースが開催されています。ダートコースは一周1493mで、1200m、1800m、2400mとなっています。

同じ芝でも内回り・外回りでまったく別のコース

芝の内回りと外回りでは全く異なった競馬が展開されるのが、中山競馬場の特徴です。

芝の内回りコース

芝内回りコースの1800m、2000m、3600mでは、スタート地点が正面スタンド前にあり、スタート直後に上り坂を駆け上がるため前半のペースは落ち着く傾向にあります。

2500mはスタート地点が3コーナー近辺にありますが、ペースはやはり落ち着きます。2コーナー過ぎから向こう正面に差し掛かると下り坂があるため、特に1800mではこの近辺で若干ペースが上がりやすくなり、タフなレースとなることもしばしばです。

2000mや2500mの場合は、1800mよりは距離が長いこともあり、下り坂は手綱を抑える馬が多く、さほどペースアップするようなことはありません。そのぶん残り800過ぎから一気にペースアップしつつ3コーナーから4コーナーへと突入するため、差し追い込み馬は3コーナーに差し掛かる前に先行集団に取り付いておかないと、逃げ先行馬を捉えるのが難しくなります。

芝の外回りコース

一方外回りでは、向こう正面奥から第3コーナーに向かって下り坂となっており、しかもほぼ直線上に進むためペースが緩みにくいコース形態となっています。

2200mのレースが、中距離のわりに消耗戦となることが多いのはこのせいで、トップスピードよりは持続力が問われるタフなレースとなります。

アップダウンの激しいダートコース

ダート戦は、1200mについてはスタートから下り坂となっているため、前半からハイペースとなるうえにゴールまでスピードが緩まないため、テンのスピードはもちろん底力も必要とされます。

ダート1800mは、スタート直後は上り坂となっているためさほど速くなりませんが、2コーナー過ぎで下り直線また上るというアップダウンの激しい形態となっているため、ペースが遅ければ逃げ残りもありますが、平均ペース以上では後方からの差しが決まりやすいなど、予想家泣かせの難しいコースとなっています。