競馬場のコースから導き出す「負けない競馬」

毎年のように変化するコース傾向をいますぐ馬券に生かす!全コースの傾向や馬場分析から、競馬に勝つためのコース理論を紹介します。直線の長さ、コーナーの角度、急坂の有無、1コーナーまでの距離、コースの特徴を知ることで得られる、負けない競馬のノウハウを惜しむことなく披露します。

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東京競馬場のコースの特徴を知って、競馬予想に活かそう!

      2016/03/24

東京競馬場は全国の中央競馬の中でも歴史も古く、格式の高い競馬場です。何度か改修工事が行われ、そのたびにスケールアップがなされています。

最も広いAコース開催において、芝コースは1周2083.1メートル、直線距離は525.9メートル、ダートコースは1899メートル、直線は501.6メートルです。

左回りのダートコースでは過去最大で、芝コースでは新潟に次いで大きいですが、タフさでいえば間違いなく東京競馬場が一番タフな競馬場です。

東京競馬場のコース特徴

東京競馬場の特徴はコースに2回坂があること、そして長い直線などです。

2回の坂

まず2回の坂についてですが、向正面にある100メートルも満たない区間で2メートル近く上る坂、そして最後の直線の300メートルかけて2メートルほど上る坂の2つがあります。

向正面に関しては芝1400メートルのスタート地点の直後から坂が始まるため、急な上りの関係で無理をしてスタートダッシュをかけ、最後に失速するという馬が時折ある一方、日本ダービーが行われる2400メートルなどでは急な上りを利用して、逃げ馬に楽をさせる場所としてペースをうまく落とす時に利用されています。コースに応じて向正面の急な上りが色々な効果を与えます。

最後の上りに関しては、今まで頑張ってきた逃げ馬にはかなり堪える上りとなっています。そのため、東京競馬場において逃げ残りはなかなかなく、それができる馬は評価が高くなっていきます。

長い直線

長い直線については、これだけ長ければ差しが届くだろうという心理的な余裕を騎手に与え、インコースに張り付かなくても大外に回していれば安心という騎乗スタイルにさせます。

以前のような開催が進むたびに芝がどんどん傷み、外側がより走りやすくなる状態であればいいのですが、今のように内外の走りやすさに変化がない場合、外に回すだけ無駄ということになりやすく、大外から一気にまくるというスタイルは東京競馬場ではあまり通用しない作戦となっています。

また頭数が多く、大外を回すとそれだけロスとなるため、最後の脚を考慮しても大して変わらないのが実情です。ダートコースも最後が長いですが、この傾向は変わりません。

東京競馬場のコースまとめ

2回ある急な上り、そして大きなコースはスピードもそうですが、スタミナをかなり要します。こうしたことから、この競馬場で好走した馬が来やすい要因となり、同じ左回りで同じような形態の中京競馬場とも相性がいいことから、この2つの適性を見ていく必要があります。